長野県信連

金融機関コード : 3016
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文化的・社会的貢献活動に関する事項

当会は経営理念に基づき、地域に密着した事業を通じて、農業と自然を基本とした、みどり豊かな信州づくりを目指しております。

地域社会との信頼関係を築き、地域社会の一員としての責任を果たすため、本来の事業活動に加え、地域文化・スポーツ活動への貢献、環境問題にも積極的に取り組んでまいりました。

これからも当会の経営理念に基づき、農村・地域・住民の方々本位のサービスに徹し、地域社会の発展に貢献してまいります。

JAバンク食農教育応援事業

 JAバンクアグリ・エコサポート基金とJAバンクでは、食農教育を中心とする教育実践活動を通じ、子どもの農業に対する理解の深耕を図り、農業ファンづくりや地域の発展に貢献することを目的として、「JAバンク食農教育応援事業」に取り組みました。

 この取り組みの一環として、「食農教育」「環境保全」「金融経済」をテーマとする小学生向けオリジナル教材本「農業とわたしたちのくらし」を制作し、県内の全小学校と特別支援学校に寄贈しております。

高校生への金融教育活動

 NISA制度の改正等をきっかけに、「投資」を身近に感じる機会が増えるなか、今まで以上にライフプランをイメージした資産管理や、「投資」や「リスク」の正しい理解等、金融リテラシー向上の重要性が増しております。

 長野県JAバンクでは、昨年度に引き続き高校家庭科の金融教育授業に外部講師として参加し、将来に向けた「金融資産としての投資」の正しい理解や「自分自身の成長への投資」の必要性を伝えました。

NPOホットライン信州へのお米の寄贈

 長野県JAバンクでは、県内JAにおいて特定のローンのご契約等をいただいたお客さまに長野県産米2kgを贈呈するとともに、こども食堂等を運営する団体に同数のお米を寄贈するという企画を実施しています。

 令和6年6月15日、長野県内のこども食堂の運営・普及や生活困窮家庭に対し生活必需品支援等を行う特定非営利活動法人NPOホットライン信州(松本市)に対し、長野県産米2kgを722袋(令和5年度に企画を通じてお客さまに贈呈したお米と同数)寄贈いたしました。

 なお、この取り組みは令和7年2月まで実施する予定です。

JAにおける地域活性化・地域貢献への取り組みを支援

 長野県JAバンクでは、行政や地域関係者との連携を強化し、地域固有の課題やニーズに向き合い創意工夫をもって取り組む施策である「ふるさと共創事業」を展開し、農林中央金庫とともに地域活性化や地域貢献への取り組みを多面的に支援しております。

 令和5年度は、JA佐久浅間・JA松本ハイランド・JA洗馬・JA大北における地域貢献への取り組み(以下のとおり)を支援いたしました。

JA佐久浅間

 化学肥料高騰への対策や環境負荷軽減の必要性から、地域の堆肥センターに機械散布可能なペレット状に加工できる装置を導入することで、堆肥の活用先を拡大させました。佐久市とも連携協定を締結し、このペレット堆肥の販売拡大を通じて、有機肥料の活用促進、地域循環型農業の進展や食農教育の高度化に取り組んでいます。

JA松本ハイランド/JA洗馬

 太陽光発電設備をJA施設に導入。関係市町村と連携協定を締結し、災害等で地域一体が停電した際も地域住民に電源を供給できる地域防災拠点化を実現させました。

JA大北

 もみ殻の野焼き、養豚場の堆肥臭の双方を改善するために、関係市町村と連携協定を締結し、バイオ炭生産プラントを導入しました。今後は、もみ殻をバイオ炭に加工し、土壌改良剤や堆肥の脱臭剤として再利用することで、地域環境に配慮しつつ、循環型農業の進展に取り組んでいく予定です。

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